お祝いやお見舞いなどで、贈り物をいただいたり差し上げたりすることも多いですが、内容によってはお返しをしなくてもよいとされるものもあります。地域や家庭によって差がありますので、一般的に言われているお返し不要な行事についてご紹介します。
●子供へのお祝い
入園や入学、卒業、七五三、成人など、子供の成長に関してのお祝いは、主に親族間で交わされているものなので、基本的にはお返しは不要です。これには「一般的に子供は自分でお金を稼いでいないので、お返しを出来る立場にない」という考えがあります。お返しは不要でも、子供本人からのお礼の電話や手紙などで感謝の気持ちは伝えておきたいものです。なお、出産祝いはお返しが必要です。
●引越祝い・新築祝い
こちらも基本的にお返しする必要はありません。新居お披露目の際のおもてなしがそのお礼になると考えられています。そのため、おもてなしをしていない場合には多少のお返しをしてもいいかもしれません。また、高価なお祝いをいただいた場合にはお返しをしましょう。
お返しが不要とされているものも、お祝いをいただいた際には、御礼状を送るなど、お礼の気持ちは伝えるようにしましょう。