フライパンには加工によって手入れ方法が異なります。お店でよく見かけるテフロン加工やマーブルコートなどは全てフッ素樹脂加工の一種です。今回はフッ素樹脂加工タイプの手入れ法をご紹介します。
<使用時の注意点>
中火以下で油を薄く引いて調理することで、フッ素樹脂加工を長持ちさせます。本体表面で材料を刻むことはしないでください。加工塗装を傷つけてしまいます。揚げ物もやめましょう。加工がすぐに腐食し、剥がれる原因となります。
<使用後のお手入れ>
手入れには金属タワシ・アルカリ性洗剤・クレンザーは使用しないでください。スポンジに中性洗剤をつけて洗いましょう。こげつきを落とす際に鋭利なものは使用しないでください。表面を傷つけ、腐食を発生させる原因となります。また空焚きは絶対にしないでください。加工塗装の損傷、持ち手の損傷、本体の変形により火傷や事故につながります。
フッ素樹脂加工タイプのフライパンは軽く調理する際や、朝食・低火力料理に向いています。
他の金属製の調理器具に比べると寿命が短いものですが、使い方次第で寿命が大きく変わってきます。