熊本地震のように大災害が起こると、ライフラインや物資の供給が止まる可能性があります。そんな状況でも自力で生活できるように、飲料水や非常食などを備蓄しておくことが大切です。
内閣府では、災害に備えた備蓄品の例として以下のように挙げています。
飲料水:1日1人3リットルを目安に3日分
食品:ご飯(アルファ米などを1人5食分)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど1人最低3日分
生活用品:カセットコンロ、簡易トイレ、ビニール袋、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、生活用水
しかし、広い地域に被害が及ぶ可能性がある南海トラフ地震では1週間以上の備蓄が望ましいという指摘もあります。
こうした備蓄品は、特別に備えるのではなく、日頃から食べているものや使っているものを少し多めに購入し、食べた分を補充しながら日常的に備蓄することで、無理なく、消費期限切れなどの無駄のない備えができます。
自然災害である地震の発生を止めることはできませんが、日頃から備えておくことで被害を抑えることができます。この機会に自宅の備蓄品を見直してみてはいかがでしょうか。