ほっとHot Q&A:結露防止シートをきれいに剥がす方法について

100円ショップやホームセンターで簡単に手に入れることができる結露防止シート。冬場になると窓ガラスに結露がたまり、室内の湿気を吸収するために結露防止シートを貼る人も多いと思います。しかし、シートの剥がし方によっては、窓ガラスを傷つけてしまう恐れがあります。今回は、結露防止シートをきれいに剥がす方法をご紹介します。

○準備するもの
まずは、シートを剥がす前に準備するものを確認しましょう。
・ぬるま湯(手で触れても熱すぎない温度)
・スポンジまたは布
・スクレーパー(必要に応じて)
・ドライヤー(必要に応じて)
・食器用洗剤(必要に応じて)

シートの粘着部分を柔らかくする目的で、ぬるま湯を使用します。シートの粘着部分の多くは水のりを使用しているので、ぬるま湯で温めることで、のりを溶かすことができます。

○シートの剥がし方
シートを剥がす際のポイントは、ゆっくりと剥がすことです。一気に剥がそうとすると、シートが破れて剥がしづらくなってしまう可能性があるためです。
まずは、スポンジや布をぬるま湯に浸して、しっかりと絞ります。
次に、ぬるま湯に浸した布を結露防止シートの粘着部分に当て、数分間そのままにします。温めることで、接着剤が柔らかくなります。
数分後、シートの端をつまみ、ゆっくりと剥がしていきます。シートが張り付いている場合は、スクレーパーを使用したり、ドライヤーで温めながらはがすと効果的です。
シートをすべてはがした後は、ガラスに残った接着剤の跡を拭き取ります。ぬるま湯に浸した布を使ったり、食器用洗剤を使用したりして、拭き取りを行なってください。
最後は、水分を乾燥させるために、拭きムラのないようにしっかりと空拭きをしましょう。結露防止シートを丁寧に剥がすことで、ガラスを傷つけずにきれいに仕上げることができます。