冷え性は自律神経の働きが乱れることでおこる症状で、手足や腰部の冷感に加えて、頭痛や肩こりに悩まされることもあります。

おすすめの入浴方法は、就寝前なら38℃程度のぬるま湯の半身浴です。30分ほどで体が芯からあたたまり、心も体もリラックスします。また、冷え性の方は血液の循環が悪いことも多いため、「温冷交代浴」も試してみてください。

「温冷交代浴」は、熱い湯に半身浴か腰湯で3分間つかり、浴槽から出て手か足に冷水を10秒間かけるのを5回繰り返す方法です。ローズマリーやジンジャーの精油を垂らして、アロマバスにするのもおすすめです。

入浴の最後に冷えに効果のあるツボ2か所に温水シャワー(42～43℃)を2～3分あてるのも効果的です。
・手首のツボ(陽池)・・・手の薬指と小指の付け根と手首の突起した骨を結ぶ線上と、手首を外側に曲げた際にできる太いシワの交わるところ
・足の小指のツボ(至陰)・・・足の小指の爪の生え際外側