通勤だけでなく、これから夏休みになると帰省や旅行などで長距離を運転される方も増えてくるかと思います。長距離運転には疲労がつきもの。そんな長距離運転を少しでも快適にできるようなポイントをご紹介します。
運転中は、信号や前方を走る車など、様々なものを見ているため、目には常時負担がかかっています。また、周囲に気を付けることで緊張感が高まって精神的な疲労につながったり、長時間同じ姿勢でいることによる身体的な負担につながったりと、様々な要因によって疲れを引き起こします。この疲れを少しでも減らすコツをご紹介します。
○最適な運転姿勢をとる
免許を取るときに教習所で習う運転姿勢ですが、いつの間にか自分なりのクセがついて、正しい運転姿勢を取れていない方も多くいます。正しい運転姿勢は安全面はもちろん、身体の負担が軽減され、視線も一定に定まるため、疲れにくくなるといわれています。
<運転時の姿勢で気を付けるポイント>
・ヘッドレストの中央と耳の中央が合う
・シートに深く座り、背中はシートバックにつける
・座面はペダルを奥まで踏み込むのを妨げない程度の高さに合わせる
・シート位置は右足がペダルを踏んだ状態でも膝に余裕が持てるくらいの位置
・ハンドルは時計で9時15分の位置のイメージで握る
○快適グッズを活用する
精神的な疲労を軽減するために、お気に入りの音楽を流すことでリラックスした状態で運転をすることができます。適切な音量の音楽は覚醒効果も高いとされ、ドライブ時には欠かせません。眠気の回避やリフレッシュに使えるため、冷たいおしぼりを用意するのもおすすめです。他にもリラックス効果が得られることからアロマなどを用意するのも良い方法です。車用のアロマディフューザーも販売されており、お気に入りの香りを楽しみながらドライブができます。
快適に長距離運転を行うには、体調を整えてしっかりと準備をし、定期的に休憩を挟むことが大切です。身体的・精神的な疲労を少しでも軽減し、快適な長距離運転につなげましょう。