かにの意外な健康パワーで生活習慣病・がん予防!
かにを茹でると赤くなるのは、強い抗酸化作用を持つアスタキサンチンというカロチン色素のためです。カロチンは摂取すると体内でビタミンAに変わり、動脈硬化やがんの予防、老化を抑えるなどの効果が期待できます。また、かににはアミノ酸の一種のタウリンが豊富に含まれています。タウリンは、血圧を正常にし、心肺機能の強化、貧血の予防、悪玉コレステロールの減少に効果があります。
材料(4人分)
かに・・・500g程度
白菜・・・1/4個
長ねぎ・・・1本
三つ葉・・・1/2袋
えのき・・・1袋
しめじ・・・1/2袋
しいたけ・・・4枚
豆腐・・・1丁
<だし汁>
昆布・・・10cm角1枚
削りがつお・・・15~20g
水・・・4カップ
ポン酢・・・適量
もみじおろし・・・適量
■ポイント
かには、切り込みを入れて下ごしらえすると、かにの風味がスープにしみこみやすく、食べやすくもなります。かにばさみを使うと便利です。
■試食・コメント
かににはアルコールの解毒作用もあるので、お酒を飲むときに一緒に食べるとアルコール性の肝臓障害などの予防に効果があります。同時に野菜の栄養もたくさん摂れますので、まだまだ寒いこの時期におすすめなヘルシー健康料理です。