いわたしろねぎ

いわたしろねぎ」を栽培する磐田市は、秋冬ねぎの産地として国の野菜指定産地となっています。冬にみずみずしい白ねぎを出荷できるのが特徴で、関西の市場では冬ねぎの主要産地として高く評価されています。1年中出荷されていますが、11月~3月に最盛期を迎えます。

<特徴>
「いわたしろねぎ」は、葉鞘(ようしょう)と呼ばれる軟白の部分が27cmと決められています。寒さから身を守る自衛本能から糖度が上がり、甘みが増すのが特徴です。そのため、さわやかな辛みとほのかな甘みを合わせもった、みずみずしい白ねぎの味わいを楽しめます。

<栄養>
白ねぎには、身体を温める効果があるアリシンが豊富に含まれています。アリシンは血糖値の上昇を抑え、生活習慣病の予防にも効果があるといわれています。また、JA遠州中央が実施した調査では、肝機能の改善、血圧やコレステロール値の低下に効果があることも報告されています。他にも、抗酸化作用があるビタミンCや、殺菌作用のあるネギオールなども含まれ、風邪予防などに一役買ってくれそうです。