仁科(にしな)のヤリイカ

西伊豆仁科では、昔からイカ漁が盛んで、10月~3月の冬期にはヤリイカの水揚げが最盛を迎えます。仁科港は一本釣りによるイカの漁獲量が静岡県一。この「仁科のヤリイカ」は平成24年度しずおか食セレクションに認定されています。駿河湾中央部にある石花海(せのうみ)が主な漁場で、鮮度を保つため、活魚のまま出荷しています。

<特徴>
肉厚でありながら柔らかく、独特のトロリとした甘みのある味わいが魅力です。仁科では一般的に行なわれる夜釣りが禁止されているため、昼間に漁を行ないます。昼の海底近くのイカを釣り上げることで、イカにストレスがかからず、甘みの強さにつながります。獲れたては全体的に透明感があって飴色・茶色をしています。

<栄養>
ヤリイカは低脂肪、低カロリーそして高タンパクな食品です。糖質をエネルギーに変えるビタミンBなども豊富なので内臓ごと食べると効果抜群。また、肝臓の働きを助け、肝機能を高める働きや中性脂肪を減らす効果があるタウリンが沢山含まれているので、ダイエットしている方には嬉しい食材です。