紅富士(あかふじ)

霊峰富士山の麓、富士宮市は全国一のニジマスの生産地です。そんなニジマスの中でも高品質として知られているのが「紅富士」です。3~8月に旬を迎え、適度に上品な脂が乗り、旨味が凝縮した高貴な味わいは高い評価を誇っています。高鮮度のまま出荷されるため臭みがなく、生食に最適で、輸入サーモンと比べて味が濃いことが評価されています。

<特徴>
厳格な基準を設けて生産された高品質なニジマスで、名前の由来にもなった体の紅色帯と鮮やかな身色が特徴です。また、富士山の湧水で通常よりも長い、2~3年の育成期間を経て、2kg以上の特大サイズになるまで育てられています。富士山の清らかな冷水でじっくりと時間をかけ育成することで身質はきめ細かくなります。

<栄養>
赤い色は「アスタキサンチン」という天然色素の一種で、抗酸化力に優れ、眼精疲労や動脈硬化の防止などの効果が期待されます。また、脂肪酸EPAは動脈硬化や高血圧を予防、脂肪酸DHAは認知症予防やアレルギー症状の緩和にも有効です。ニジマスはヘルシーで、体によいとされる栄養成分が豊富に含まれています。