プチヴェール

プチヴェールは1990年に磐田市で芽キャベツとケールを交配させて生み出された新しい野菜です。フランス語で「小さな緑」を意味するプチヴェールの旬は芽キャベツとほぼ同じで、11月下旬頃から3月頃です。栄養価の高さに注目が集まり、全国各地で栽培されるようになりました。

<特徴>
プチヴェールはピンポン玉程度の大きさで芽キャベツに似た形をしています。糖度が11~13度あり、食べたときに甘味を感じる葉野菜で、みかんやいちごと同じくらいの数値です。加熱するとほんのりと甘みを感じ、苦みや癖がないのが特徴です。

<栄養>
ビタミンC・カロテン・鉄分・カルシウムの含有量が特に高く、栄養価のバランスに優れています。抗発ガン作用や免疫賦活作用があるβカロテンはかぼちゃの3.4倍も含まれています。
このβカロテンは体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。ビタミンCは野菜や果物の中でもトップクラスを誇り、ケールの倍以上含まれています。