「よこすか・しろ」は遠州横須賀で伝統の製法を守り、作られた砂糖です。この地域は江戸時代から続くサトウキビの産地で、掛川市が日本のサトウキビ栽培の北限といわれています。

「よこすか・しろ」はサトウキビの搾り汁を、丁寧に灰汁を取り除きながら、時間をかけて煮詰め、結晶化させて作られます。11月下旬から12月いっぱいしか作られない貴重な砂糖で、白下糖とも呼ばれます。鹿児島や沖縄の黒砂糖同様含密糖で、精製した白砂糖に比べ、たんぱく質やカルシウム、鉄分、カリウムなどの栄養素が多く含まれており、健康にも非常に良い砂糖であると証明されています。魚や野菜の煮物だけでなく、コーヒーやお菓子作りにもおすすめ。柔らかな白下糖特有のあっさりした上品な甘さが、それぞれの素材をやさしい味へ誘ってくれます。
またお湯に溶かして飲むと風邪予防にも効果的です。

季節限定商品で12月から販売。
「道の駅掛川」をはじめ6店舗で取り扱っていますが、数に限りがあるため、購入される方はお早めに。

お問合せ先:よこすかしろ保存会(大須賀町商工会内)
TEL:0537-48-2262(平日9:00~17:00)