加湿器以外にも!簡単にできる乾燥対策

冬は空気が乾燥し、喉が痛くなったり、風邪を引いたりします。
乾燥を防ぐのに活躍する加湿器ですが、家中に加湿器を置くことは大変なことです。
今回は加湿器を使用しなくてもできる乾燥対策をご紹介します。

水を入れたコップを部屋に置く
コップの中の水が蒸発することで部屋の湿度が上がるというシンプルな方法です。コップの代わりに洗面器を使用しても良いです。コップに水を入れるだけととても簡単なので、すぐに実践することができます。また蒸発でコップの中の水量がわずかであっても変化することで、効果を実感しやすいです。

観葉植物を置く
植物には水分を葉から蒸発させる働きがあります。葉の表面積によって蒸発する水分の量も変わるので、部屋に合わせて観葉植物の種類や大きさを変えると良いでしょう。また、部屋をオシャレに見せるインテリアとしての働きも兼ねており、一石二鳥です。

洗濯物や濡れタオルを室内に干す
水を入れたコップを部屋に置く方法と同様に、洗濯物やタオルから蒸発した水分が部屋の湿度を上げてくれます。ただし、部屋干しをすることになるので、部屋干し特有の臭いが気になる方は対策をしてから行ないましょう。

霧吹きで部屋に水をまく
部屋に水をまいて加湿するとても単純な方法ですが、水をまきすぎて床が湿ってしまったなんてことにならないように注意が必要です。また、お部屋用消臭スプレーやアロマ効果のあるルームスプレーなどを使えば、同様の効果を得られるだけでなく、部屋にいい香りが広がり、リラックス効果も得られます。

浴室のドアを開けておく
入浴後すぐにお湯を抜かず、そのまま浴室のドアを開けたままにしておきます。すると水分を沢山含んだ空気が他の部屋へと流れていき、乾燥対策につながります。ただし、湿度が高くなりすぎてしまうことがあり、カビが生える原因にもなるため、扉を開けておく時間を調節するなどの工夫が必要です。

生活する上でベストな湿度が40~60%といわれています。加湿のしすぎは結露を招き、カビを発生しやすくしてしまうため、どの方法も適度に行ない、湿度計などでしっかりと湿度を管理しましょう。