知っておこう!被災時の対応(2)

知識を持っておくといざというときに慌てずに対応できますね。今回も前回に続いて被災時の対応について考えてみましょう。

今回は被災時の食事について紹介します。

被災時の食事
被災時はライフラインが止まります。そんなときでもご飯を炊けることをご存知でしたか?
今回はビニール袋を使う方法を紹介します。

<作り方>
材料:お米1合、キレイな水200ml(水が手に入らないときはジュースなどでも代用できます)

1.ビニール袋(ジップロックでも可)の中にお米とキレイな水を入れ、中の空気を抜き、しっかりと口を閉めます。
2.沸騰した鍋の中にビニール袋を入れて、30分ほど煮ます。
3.出来あがったら少し蒸らしておきます。

全て芯がなく、しっかりと炊けていました。水以外の飲み物の味は人それぞれ好みがあると思いますが、私は茶で炊いたご飯が美味しく感じました。

※熱いのでやけどには十分ご注意ください。熱に弱いビニールは穴があく可能性があるので、熱に強いものを使用してください。水のほかに4種類の飲み物を使って実際に作ってみました。

同様の方法でオムレツも作ってみました。
<作り方>
材料:卵、塩コショウ
※被災時は手に入らないこともありますが、野菜などを入れても美味しく出来ます。

1.ビニール袋(ジップロックでも可)の中に材料を入れ、よく混ぜます。
2.中の空気を抜き、しっかりと口を閉めます。
3.沸騰した鍋の中にビニール袋を入れて、弱火で10分ほど煮ます。途中で上下を入れ替えるとむらなく仕上がります。(硬さなどの好みがあると思いますので、様子を見ながら作ってください)

※こちらも熱いのでやけどには十分ご注意ください。しっかりと火が通り、美味しく出来ました。このようにとても簡単に調理することが出来ます。被災時だけではなく、普段の調理でも活用出来ると思います。今回紹介したものを活用する機会は少ないかもしれませんが、知っておくことでいざという時に役に立ちます。

2か月に渡って、被災時の対応を紹介してきました。大きな地震が起きると言われている静岡県に住んでいる私たちは、被災時の対応についても備える必要があるのかもしれません。紹介したものは一部ですが、ぜひ参考にしてみてください。