お風呂はガス代節約のキーポイント

■ 少しの工夫でガス代は減らせる!
家庭の中でガスを使うところと言えば、お風呂やガスコンロが主ですよね。その中でお風呂に使うのは、給湯時と、追い焚き時です。その2つのポイントに気を付けるだけで、意外と節約の効果があるんですよ。

■ お風呂を沸かす時
給湯がある場合には水から沸かすより、お湯を張ったほうがお得です。給湯がなく、水から沸かさなければならない場合には、朝のうちに水を張りましょう。特に夏場は、朝、水を張れば夕方にはぬるくなっていますので、真水から沸かすよりも短時間で沸かすことができます。

■ お風呂を冷まさない工夫
お湯が冷めないように、家族一緒に入るか、間を空けずに入りましょう。沸かしたお風呂をフタをした状態で2時間おくと約1.5度温度が下がります。フタなしの場合には2.7度も下がるので、必ずフタをしましょう。同時に保温シートを置くと、なお効果的。ご主人の帰りが遅いお宅など、どうしても続けて入浴できない場合にはぜひ保温シートも使ってみてください。保温シートはホームセンターなどで売られていますが、大きなビニール袋などで代用しても十分に効果があります。また2つの穴の風呂釜を使用している場合、下の穴にスポンジなどを差し込んでおくと、湯が冷めにくくなります。2つの穴の風呂釜は、温まった湯が上に昇るのを利用した自然循環式です。逆に釜の火を止めたあとは、釜の中で冷えてしまった湯が下の穴から出てきてしまいます。これを防ぐために、下の穴をふさぐというわけです。(ふさいだままの状態で沸かさないように注意してください。)

設置フリータイプでは、外気温と設定温をチェックし、湯温が下がると自動追い焚きし、効率よく無駄のないお風呂沸かしが出来るものもあります

どれもほんのちょっとしたことですが、小さな心がけで節約の効果がありますよ。でもお湯の入れすぎや沸かしすぎをしてしまっては、せっかくの節約も台無しです。
つい忘れてしまう・・・という方は、タイマーを利用してつけておけば大丈夫。最近は100円ショップでも売っていますので、うっかり防止に役立ててみてはいかがでしょうか?