省エネ機器の選び方

電気、ガス、石油・・・私たちは毎日たくさんのエネルギーを使っています。ムダを少しでも省くためには、家庭用機器を賢く選んで賢く使うのも大切なこと。そのポイントをご紹介します。

■ポイント1
家電の買い替えは省エネチャンス
冷蔵庫やエアコン、調理機器には、「省エネ法」でエネルギー消費効率の基準が定められています。メーカーの技術が進んだこともあり、省エネ性能は 年々向上。エアコンや冷蔵庫などの大型家電になると、10年前の商品を新型の商品に買い替えるだけで電気代が年間1万円以上安くなるケースも珍しくありません。家電の買い替えは、我が家の省エネを進める絶好のチャンス。デザインや価格などにとらわれず、省エネ性をしっかりチェックして選ぶことが大切です。

■ポイント2
使っていないのに・・・待機電力のワナ
待機電力とは、電化製品を使っていないのに、コンセントをさしているだけ消費される電力のこと。個々の電力量は微量ですが、一世帯あたりで平均すると年間437kwhにものぼります。これは家庭で使う電力の9.7%、金額に換算して約1万円にもなるのです。テレビやビデオは主電源をこまめに消す、パソコンや電子レンジ、携帯電話の充電器なども使わないときはコンセントを抜くなど、身近な機器でムダな待機電力を使っていないか、もう一度見直してみましょう。

■ポイント3
省エネラベルをチェック!
2000年8月に、「省エネラベリング制度」がスタートしました。これは、家庭用の電気・ガス製品が「省エネ法」の基準値をクリアしているかどうかを分かりやすく表示する制度です。緑色のマークは、基準値を達成した省エネ製品の証なのです。

■このマークが目印
省エネ性マーク
【対象機器】
 エアコン・テレビ・電気冷蔵庫
 ガス調理機器(ガスコンロ等)
 ガス温水機器等