キッチンライフで省エネ実践

キッチンの電力消費No1は冷蔵庫

365日24時間、休みなく使う冷蔵庫。もちろんその分消費量も大きく、家庭用電力消費量の、なんと16.5%を占めています。
※2001年現在。数値は資源エネルギー庁「エネルギー白書2004年度版」より

冷蔵庫の省エネを目指すなら、まずは食品の詰め込みすぎに注意。容量の7割ぐらいに抑えると冷気が効率よく行き渡るうえ、食材も探しやすくなるのでドアを開ける時間も短縮できます。根菜や果物、調味料の中で常温保存できるものは、むやみに入れないこともコツの一つです。

■ キッチンの省エネ、ここをチェック
冷蔵庫
・庫内の奥の食品まで見渡せる。
・庫内の温度を季節や食品量に応じて調整している。
・ムダな開閉はしていない。
・壁面から間隔を空けて置いている。

冷蔵庫は適当なすき間を空けておくと省エネに。
背後10㎝以上、左右は2㎝空けて!

シンク
・食器は水を流しっぱなしにせず、洗い桶に水をためて洗っている。
・汚れの少ないものから順に洗って、水や洗剤の使用量を抑えている。

流しっぱなしは水の無駄!

ガスコンロ
・鍋底が濡れたままで火にかけていない。
・鍋にはフタをしている。
・火力は鍋底から火がはみださないように調整している。
・保温効率、熱効率の良い鍋を使っている。

多層鍋や底が広い鍋がオススメです

[こんな食品は常温保存で]
保冷の必要のないものまで冷蔵庫に詰め込んでいませんか?スーパーの食品売り場を参考に、常温保存品は冷蔵庫の外で保管しましょう。
≪例:トマト、きゅうり、ピーマン、白菜、キャベツ、長ネギ、ニンジン、いも、味噌(開封後は冷蔵保存)、乾物≫