お正月行事をキチンと

お正月には、日本古来の習慣や新年ご挨拶のマナーなど、日常とは違う「常識」に戸惑ってしまうことも多いもの。でも大切にしたい行事ですよね。

年内編

お正月飾りは28日までに
お正月とは「一年に一度あらゆるものの生命を更新して、一年の幸せをもたらしてくれるとされている歳神様を祀りお祝いをする行事」なのだそうです。
その神様をお迎えするための準備が「お正月飾り」。その準備の時期は28日までにといいます。29日は「苦に通じる」31日は「一夜飾り」、30日も旧暦では31日なので一夜飾りと同じ意味になるのだそうです。

鏡餅
鏡餅は、歳神様へのお供えで「三種の神器」を表し、餅=鏡、だいだい=玉、干し柿=剣を意味します。使われる物はみな縁起を担いだもので、それぞれ裏白=長寿と夫婦円満、昆布=喜ぶ、だいだい=代々栄える、串柿=幸運を取り込む、ゆずり葉=家系が絶えずに続くなどとなります。飾り方は「三方に半紙を敷いて、大小のおもちをのせて、葉がついたみかんを置く」という基本を守ればこちらもアレンジは自由なのだそうです。


新年編

お参り・年始回りは元旦を避ける
お正月とは「一年に一度あらゆるものの生命を更新して、一年の幸せをもたらしてくれるとされている歳神様を祀りお祝いをする行事」なのだそうです。
その神様をお迎えするための準備が「お正月飾り」。その準備の時期は28日までにといいます。29日は「苦に通じる」31日は「一夜飾り」、30日も旧暦では31日なので一夜飾りと同じ意味になるのだそうです。

初詣は1月7日までに
初詣はもともと恵方参りといわれ、その年の縁起のいい方角(干支に基づいた最も演技が良い方向)の神社にお参りするもの。
神社へのお参りの仕方は入り口近くの「手水舎(ちょうずや)」で①左手②右手③左手ですくって口のなかへの順で洗って清め、神前に立ったらお賽銭を入れて鐘を鳴らし、二礼、二拍手、一礼を行って帰ります。

7日には七草がゆを食べて無病を願う
中国の「七日に七種お吸い物にして食べると一年を無病で過ごせる」という風習と、日本の「七種の雑穀を食べて五穀豊穣を祈る」という風習が合わさったもの。現在は春の七草を使った七草がゆで無病を祈るものです。

お正月のとり払いは1月7日
歳神様のいらっしゃる「松の内」が過ぎる1月7日にお正月飾りはとり払います(地方によっては違うところも)。また鏡餅は1月11日にお餅を割って「鏡開き」をし、それを食べることで病気にならないといわれます。

色々とありましたが、それぞれ基本を押さえていれば大丈夫。言葉の由来を教えて、子供たちに尊敬されるのもイイ気分です。