花粉対策

わずかな花粉でも事前の対策は大切。ぜひ、早めに対策をとって、明るい気分で春を迎えてください♪

今やわが国では6人に1人が花粉症と言われています。

【花粉の多い日】
・気温が高く乾燥している日
・天気が良い日
・風の強い日
・雨上がりの翌日
・気温の高い日が2~3日続いた後の日

朝のお掃除が効果的
陽が昇り、気温が上がってくるとスギの雄花が開花し始め、やがて街に飛散し始めます。花粉がもっとも多く飛ぶのは、午前9時~午後3時ごろ。お昼前後に飛散量が最大になるので外出には注意を。
夕方、日がかげり気温が下がってくると、上空まで飛散していた花粉が地上まで下がってきます。そのために再び、花粉量が増加します。これらを取り去るためには、朝まだ人が動いていないうちに、高いところから低いところへお掃除するのが最も効果的です。
「花粉に触れない・家に持ち込まない・花粉を取り除く」が基本です。衣類乾燥機を使用すれば洗濯物に花粉がつく心配がありませんね。

花粉症予防心得
≪睡眠≫
花粉が飛び散る前から、なるべく規則的に十分とる。昼寝ができる環境なら、昼寝もOK!
≪体力≫
落とさない。春は何かと忙しいが、定期的に行っている運動は続けよう!そして、きちんと食べる。
≪有酸素運動≫
普段から、鼻で呼吸できる軽い有酸素運動を!自律神経が整い、アレルギー反応をおさえやすくなる。鼻の粘膜の鍛練にもなり、鼻づまりが改善。ただし花粉が飛び始めてしまったら、ピーク時、外で吸い込まないようにする。
≪ストレス≫
バラバラの生活リズムは、身体を疲れさせ、花粉症の発症や悪化に確実につながる。一定のリズムをもって、身体にストレスを与えない、疲労をためない。
≪刺激物≫
鼻づまりをひどくするので、からい食べ物、アルコールなどはひかえる。たんぱく質のとり過ぎにも注意。
≪たばこ≫
直接、鼻や眼の粘膜を刺激するので、できるだけ禁煙。

山の中より都会?
スギの花粉は、都会よりも山の中のほうが大量に飛んでいるはずなのに、花粉症の患者は都会のほうが多いのは何故でしょう。まだまだ、花粉症が発症するメカニズムは究明されていませんが、車の排気ガスなど空気中の化学物質と花粉がなんらかの反応を起こし、そのことが花粉症の発症に影響しているのではないかといわれています。

ハイテクマスク
花粉症対策に人気の商品はやはりマスクですが、昨年は1~3月だけで30億円超が売れたと言われ、高機能のフィルターが付いた高級品も増えているようです。「電子マスク」という商品は1セット9800円で、超微弱高電圧で花粉やウィルスを帯電させて集める、超小型集塵(しゅうじん)機に近いものもあります。